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きっかけのヒント集

地域との接点が見つからない方へ、特別なスキルや経験がなくてもできるヒントを提供します。

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今すぐ地域デビューサンプル集

「地域デビュー」した方が良いことはなんとなく分かるけど、何をしたらいいのか......。という声は少なくありません。

そこで、読んで真似をすればそれがすなわち地域デビューになるサンプル集「今すぐ地域デビュー」を作成しました。

このサンプルのポイントは、ポイントは、1人で、事前準備なく、すぐに取り掛かることができることです。

気軽な気持ちでご覧ください。

自作のご近所図書館」で、知的好奇心をおすそ分け

こんな人にオススメです。※当てはまらなくてもOK

  • 家に眠っている本がある
  • 「手軽に地域のためにできることがあれば」と思っている

勝手に地域記者になろう!

こんな人にオススメです。※当てはまらなくてもOK

  • 地域との接点が多くないと思う
  • 「埼玉都民」など、地域との接点が少ない住民が多い地域に住んでいる
  • パソコンで書類が作れるor文字を書くのが好き
  • 家族の思い出や仕事の記録・広報などで写真撮影の経験がある

【ダウンロードシート付】「好き」の延長線上でやりがいのある活動を見つけよう

こんな人にオススメです。※当てはまらなくてもOK

  • 時間ができて「何かしなくちゃ」とは思っているけど具体的なプランはない
  • 家族以外との会話が少ないことが気になっている
  • 無理ない範囲で人や地域の役に立てればいいと思う

「今日の声かけキャンペーン」をやってみる!

こんな人にオススメです。※当てはまらなくてもOK

  • 健康を維持したい
  • 過去に日記をつけていた経験がある(継続できなかった人も)
  • 近所で世間話をする相手が多くない
  • 面倒な人間関係は避けたい

【カード見本付き】地域の人に贈る「感謝カード」

こんな人にオススメです。※当てはまらなくてもOK

  • 人間観察をよくする(していた)
  • 地域貢献をあまりしてこなかったと思う
  • 地元の人としゃべる機会が少ない(少なかった)
  • サプライズの企画やプレゼント選びなど、人を喜ばせるのが好き

SNSで地域情報を発信!

こんな人にオススメです。※当てはまらなくてもOK

  • 時代に乗り遅れたくないと思う
  • 若い世代とも関わりたい
  • 子どもや孫との交流を増やしたい

身近にあった地域デビューしたくなるストーリー

本人、家族、周りの人から寄せられた、身近な地域デビューのストーリー。

地域で目立つスーパーマンではないけれど、自分と周りをちょっと幸せにしている事例を「埼玉地域活動レポーター2019」に投稿していただきました。

身近なもので周りを喜ばせる母のストーリー

レポーター:春日部市在住、40代男性

「仲間がいるから、復活できた!」趣味で出会った仲間のいる生活

レポーター:春日部市在住、50代女性

イギリスの車掌さんを参考にして、私の日常がハッピーに!

レポーター:川越市在住、40代女性

「お役に立てるなら...」のゆるいつながり -愛犬がつないだ近所のご縁-

レポーター:大阪府在住、30代男性

居心地のよい場所、ちょうどいい距離感の仲間で楽しみをつくる!
お客がイベントを企画して楽しめる定食屋「佐藤家の食卓」

レポーター:東京都在住、30代男性

本と猫への恩返しのために「猫本屋」を開業! 「儲け」ではなく「やりたかったこと」を追求

レポーター:東京都在住、30代男性

つながり続ける、つながりを広げる、新しくつながる「Zoom利用の手引き」

つながり続ける、つながりを広げる、新しくつながる「Zoom利用の手引き」

(企画・監修:公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団澤岡詩野主任研究員)

家族によるひっぱり事例集

事例その1:妻の後押しで地域デビュー

妻の一言でどん底から「明るくなりすぎた」...

仕事一筋だった。定年退職後はバラ色の「悠々自適」が始まるとばかり思っていたが、 半年も経つと周りから何も期待されていない、そんな自分が苦痛になり精気を失った。
たまたま聴いた落語が頭に残り、これまで見守ってくれた妻に『落語でもやってみようかな』とぽつりと漏らしたところ、『やってみたらいいじゃない』という後押しをもらった。
妻の後押しで踏み入れたアマチュア落語の世界。今では高齢者施設等で発表して笑顔を届けるほか、地元シニアの地域デビューを応援するために落語演芸グループを結成し、メンバーが落語で地域デビューを果たした。
今では妻から「明るくなりすぎた」と苦笑されるほど...。


(地域デビュー楽しみ隊隊員)

偶然見つけた「プログラミング講座」面白そうだけど...

定年を迎え、何か自分にできることはないかと大学が主催する公開講座を受けた。知識を得ることはできたが、何かしようというところまでには至らず、あっという間に2年が過ぎた。
そこで、思い悩んでいたところ、町の広報紙で偶然見つけた「理系シニアになろう!プログラミング講座」。講座終了後は子どもにプログラミングを教える・・・。興味はあるが、勇気がでない。
そんな様子を見守っていた妻から「行って来たら?」との一言で、受講を決めた。
一緒に受講した仲間と切磋琢磨して、自作のゲームを町のまつりで披露。子どもの笑顔に触れ、さらなる意欲が湧いた。(平成30年8月)

(宮代町在住男性)

プログラミング講座でパソコン操作するシニアの受講生たち

事例その2:夫の手を引き、地域デビュー

地域に輝ける場所があるはず!

定年後も再雇用で一生懸命働いた夫。退職後はゆっくり悠々自適な生活を望んでいた。私も「好きな事をやればいいわ」と見守っていた。 しかし、しばらくすると、夫が始めたのは私の家事の代わり。それで「やることができた!」と言っているけど、家事は私の仕事。家の中でなく、外で輝いてほしいし、輝けるはず。 好きな事を・・・って簡単に言っても、社交的な夫でさえ、すぐには踏み出せない。 こうなったら!と私のアンテナをピーンと高く伸ばし、夫が興味を持ちそうなボランティアの募集を見つけて一緒に参加。見事に新しい居場所を見つけることができた。

(地域デビュー楽しみ隊隊員)

まず、ご近所で、挨拶できる関係を

私の夫はまだ現役で仕事一筋、仕事熱心。心は永遠の18歳で自分の事が最優先。仕事関係での交友はあるが、地域とのつながりはほとんどなし。
子供も成長し、仕事に夢中という時期も過ぎて、退職後の孤独を癒すには、同世代との共感だと思った時に、知り合いや友人が多い方が良いのではと考えました。
まず取り掛かったのは、自治会の集まりに出てもらい、地域住民の知り合いを増やすこと。私の地域は自治会・子供会の活動が盛んで、ゴミ拾いや餅つき等の住民参加イベントが多いので、私や子供が参加する時に手伝ってもらいました。
それから、興味がありそうな講習会・講演会を探して、連れ出しました。他にも同窓会の案内状を発見した時に「行ってみたら?」と、強くプッシュしてみました。
死ぬまで働いていたいタイプのわが夫婦ですが、少しずつ「つながりへの関心」が高まっており、働きながら地域とつながるための方法を夫婦で模索中です。

(ちいきデビューひっぱりガールズ)

メガホン片手に手を引くひっぱりガールズの後ろ姿

専門家によるひっぱりエール集

社会参加やつながりと健康などを研究している専門家から、家族や友人を地域にひっぱる人へのエールをいただきましたので紹介します。

東京都健康長寿医療センター研究所
社会参加と地域保健研究チーム研究部長(チームリーダー) 藤原佳典氏

藤原氏の顔写真

男性は一般的に同居家族以外との交流が乏しい(=孤立)上に、たとえ毎日外出していても、孤立していれば健康が損なわれやすいという調査結果があります。まずは交流できそうな場所・イベントに誘ってみませんか?

★1言アドバイス★

連れて行ったはいいけど、ほったらかしにすると逆効果。 自分の交流よりも、まずは男性の地域デビューを応援して下さいね。

公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団
研究部主任研究員澤岡詩野氏

澤岡氏の顔写真

もっと時間ができてから、身体が万全になってから!もっと調べてから、自分にあう場が見つかってから!!など、地域デビューに完璧な姿を求めていませんか?
大事なのは、地元でマイペースに楽しく、気軽に自分の為に続けられることです。
いつも散歩ですれ違う人に挨拶をしてみる、地元のお祭りの片づけを手伝ってみる。 まずはそんなことから始めてみてください。
そこで出会う誰かは、これからやってみたい何かの仲間に、地元で豊かに歳を重ねる為の宝になるはずです。