共助SDGsコバトン記者団は、SDGsのゴールの17番「パートナーシップで目標を達成しよう」という視点でNPOと企業が協働している事例を取材するため結成されました。
小学生から大学生までの20名で編成された共助SDGsコバトン記者団の子供たちは、取材活動の前に学習会に参加し、講演やワークショップを通じてSDGsに関する学びを深めました。
共助SDGsコバトン記者団は、NPOや企業がパートナーシップを持って活動している取組に参加し、体験を通した取材活動を行いました。
災害救援活動などを行う特定非営利活動法人NPO埼玉ネットが主催する「防災訓練」に損害保険ジャパン株式会社とネッツトヨタ東埼玉株式会社の社員の皆さんがボランティアとして参加しました。
共助SDGsコバトン記者団は、防災訓練当日の受付の準備から炊き出しまでボランティアとして参加し、ボランティアの後にはNPOや企業に取材し、それぞれ疑問に思ったことを取材しました。
ボランティア活動と、NPOや企業などのSDGsの実践者への取材を通じて、SDGsのパートナーシップの志を持って取り組むことの大切さや、その重要性を感じられた活動になりました。
※損害保険ジャパン(株)は防災活動の支援に取り組んでおり、埼玉県NPO基金の「防災分野」に寄附をしています。
今回の防災訓練は、その寄附金を原資とした助成事業の一環として開催されました。
※ネッツトヨタ東埼玉(株)は自社のPHV自動車を貸し出しました。
防災訓練の中で、PHV自動車の電気を利用し災害用のアルファ米を炊きました。
草加市を流れる綾瀬川で、カヌーに乗って川をきれいにしている特定非営利活動法人草加市カヌー協会草加パドラーズの皆さんを取材しました。6年前、汚れた綾瀬川の清掃活動を二人で始められた団体は、今では会員も100名までに増え、毎週水、土、日曜日に清掃活動を続けられています。
取材活動では、10名の小学生から高校生の記者団が集合し、20名以上のパドラーズの皆さんの指導や見守りをいただきながら、みっちり1時間の操作訓練を受けました。
初めてのカヌーの操作でしたが、すぐに皆さん一人で乗船!
探検と称し、水門下のトンネルをくぐり、綾瀬川の史跡や歴史について学びました。
上流の乗船場に戻る時には、全員が多くのゴミを回収しました。
上陸後は、指導員の方々に、綾瀬川の清掃活動や団体の活動について取材を行いました。
カヌーに乗って清掃するという実体験を通して、地域の川を守る活動の意義に触れた取材活動になりました。
※今回の清掃活動は、株式会社小山本家酒造の埼玉県NPO基金への寄附金を原資とした助成事業の一環として開催されました。
株式会社小山本家酒造は、みどりと川の再生活動の支援に取り組んでいます。