ホーム > 共助とは > 県内の共助の取組を紹介します > 地域コミュニティーの拠点かほくお手伝いサービス(川越市)
東武東上線霞ヶ関駅の近くの角栄商店街にあるかほくお手伝いサービスでは、地域のコミュニティーの拠点としてさまざまな取組が行われています。
かほくお手伝いサービスは、霞ヶ関北自治会により運営されており、有償ボランティアが困っている高齢者などを助け、その謝礼を地域商品券等で受け取る「地域支え合いの仕組み」を、平成24年9月から実施しています。
事務所がある、かほくお手伝いサービスサロン「小畔のかっぱカフェ」では、飲み物や手作りのお菓子を提供し、地域の方の憩いの場になっています。
またこのカフェでは、子供を対象とした絵本の読み聞かせや手話教室、絵手紙教室など、様々なイベントも開催され、交流の場にもなっています。
事務所があるカフェ入口
訪問した日は、歌声喫茶が開かれていました。これは月に一回開催される大変人気があるイベントで、待ちきれない人が開始時間前からたくさん集まっていました。
この日は雨だったので、参加者が若干少なめでしたが、いつもはカフェに入りきらないぐらいの人が来るそうです。
赤とんぼ、涙そうそうなど皆さんがご存じの歌を歌います。
また、カフェの9軒隣にあった空き店舗を使い、平成27年9月7日に日替わりコックさんの店「にこにこ食堂」がオープンしました。
この食堂も自治会の運営です。「日替わりコックさんの店」ということで、食堂を丸ごと貸し出し、料理が得意な人が月に数回、コックさんとして食材の仕入れ、メニューと値段の決定、調理までをすべて行います。またこれからお店を持ちたい人がチャレンジする場所などとしても活用されています。
開店にあたり、県の共助仕掛人を通じて、県内で同じようなコミュニティーレストランを運営している鶴ヶ島市のNPO法人カローレを視察し、参考にしました。
訪問時は、地元の方を中心にたくさんのお客さんが訪れ、用意した食材が予想よりも早くなくなり閉店時間前に店じまいとなったため、食べられなかった人もいたようです。
7名のコックさんが登録済みで、それぞれの味わいが楽しめます。
店内は、テーブル席3卓と10人ぐらいが座れるカウンター席があります
にこにこ食堂の予定表
当日のランチ500円
このように、地域の人が楽しく安心して暮らし続けていけるような取組が積極的に行われています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。